2006.02.28 Tuesday
ひと冬の投資
この冬は、積雪、低温と記録尽くめの大雪になった。北上川河川敷には、市内方々から集められた雪で埋め尽くされ、
雪どけの始まった今もトラックで運ばれている。その投資額は、予算超過すること数十億円という。
(南大橋下流の集積所)
2006.02.24 Friday
陽射しのなかに
葦に作られたオオヨシキリの巣が、斜陽に浮かび上がった。重い雪にも耐えて持ちこたえた。
どこかの耐震偽造などは微塵の感じられない、補強材が使われている。賑やかな彼らの声が待ち遠しい。
2006.02.18 Saturday
唄 中村俊亮
唄 中村俊亮
こんなものなのさ ぼくらの青春
ぼくらが考えるもの
ぼくらが見つめるもの
ぼくらが失ったもの
こんなものなのさ こんなものなのさ
ぼくらをうけとめる豊かな胸なんかありゃしない
すんでしまったことなのさ
ぼくを形どっていた骨を
セロリのようにおってくれ
塩がいいか
マヨネエズがいいか
ジャムがいいか
それは これから一生かかって考える
時には くやしいけどあなたのことも考える
青空にガソリンをまき
煙草をくわえたまま身を投げる
ぼくらのヒーロー
きみは骨になる試みをしたが
ぼくらは何の試みをするべきか
ぼくにふさわしい試みは
たとえば マダムを殺すこと
たとえば 少年鑑別所を脱走すること
たとえば くたびれるまで殴ること
たとえば
たとえば
<おお キャロル>
デュエットは今日限り
<コルトレーンて すごく好きさ
やぶれた今日みたいで >
知っちゃいけない 知っちゃいけない
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中略
ただひとつだけ知っちまえ
あしたもあさっても空しいことを
「いけねえよ 自分をほろぼしちゃ」
詩集「愛なしで」より